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意外にも古い、食品添加物の歴史

食品添加物は、意外にも非常に古い歴史を持っています。

50万年前には原人の手によって燻製が生み出されており、紀元前5000年頃には、地中海地方にて塩蔵が行われていました。これは、塩を使用することで食べ物が腐食することを避けるという手法です。

また、紀元前3000年頃には、古代バビロニアにおいて発酵が生まれました。時を同じくしてその頃の中国では、にがりを使って現代の豆腐に近いものが生み出されていたそうです。

日本においても、食品添加物の歴史はかなり深いものがあります。弥生・古墳時代には既に塩を使用した塩蔵や、わさびやさんしょうを利用した賦香・賦辛なども行われていました。

『賦香』とは香りをつける効果、『賦辛』とは辛味をつける効果を指しています。

さらに奈良・平安時代になると、色鮮やかさを増すためにクチナシやベニバナで食品に色をつけるという技術が生み出されています。さらに、にがりなどを利用して液状のものを固めるという方法もこのころ発明されました。

このように日本も時が進むにつれて、新しい食品添加物やその技術が次々と発見されて新しい技術が生み出されてきました。

ですが、化学物質から作られた添加物はそのものだけを摂取しているのならば問題がなくとも、組み合わせることでどんな効果が生まれるのかまでは実験がなされていません。

そのことから、進化し続ける食品添加物に安全性を強く求める声が上がっています。