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食品添加物の表示に隠された”からくり”

1991年から、食料品のパッケージに食品添加物についての全面表示が始まったとされています。ですが、表示についての問題はまだ全面解決したとは言えません。実は表示免除されている添加物も多く存在します。

たとえば「キャリーオーバー」は、製造過程において使用されて食品に微量しか残らなかった添加物は、その名前を表示に加えなくてもよいというものです。しかしこういった添加物が食品に微量しか残らなかったとはいえ、微量だから表示しなくても大丈夫だ!ということにはならない、と考える人もたくさんいます。

また、一括名で表示されるために添加物の名前が表記されないこともあります。

『香料』『調味料』『乳化剤』などはその表記だけでよいとされていますから、その正体が消費者にはわかりません。これは正体がわからない添加物の入った商品を消費者が購入することになりますから不安を煽りかねない方法でもあると言われているのです。品質にも大きな差が出る可能性もあります。栄養価に関係してくることもあるでしょう。

それなのに、画一的な用途名だけを記させることに違和感がある人もいるのです。

さらに、原材料と添加物が分かれて表記されていないこともありますから、どれが材料でどれが添加物なのか、見分けるのに一苦労するかもしれません。

その上、外食産業で生産された食品やバラ売りされている食べ物、あまりに小さすぎて表示を記載するスペースがない食品などは、添加物の表記をしなくてもよい場合があるそうです。食品添加物の表記方法について、再度見直す時期が来ているのかもしれません。